博多山笠で妙な一本締めをしませんか?
「博多山笠で妙な一本締めをしませんか?」
「ちょっと不思議ですよね(笑)よく聞くのは、パパパン パパパン パパパンパン という手拍子ですよね!」
「そうです!それとはリズムもノリも違って、一瞬なに?!とすごく驚いたんですよ」
「中々博多の人でも知る人はとても少なく、山笠に関わる人や、結婚式などに用いられる程度であって、最近ではほとんど知られていないと感じます。」
「そもそも博多ってどこにあるんですか?」
「博多・博多といいますが、市でもなんでもなくて、博多区というのがあるだけであって、実際は福岡市です。その中で、博多山笠というお祭りがあります。一番の見せ場といっても過言ではないお祭りが、午前3時や4時にあるため地元の人でもあまり参加しません」
「そんなに朝早いんですか?!」
「そうなんです。朝めちゃくちゃ早いんです。ただ、飾り山というのは各所に設けられておりいつでも見ることができます。さて、その博多山笠でも行われる妙な一本締めは、博多一本締めといいます。」
「博多一本締めというのですか?!」
「そうなんです。ちょっとリズムもゆっくりめで行います。」
<よーぉ!ぽんぽん もひとつ ぽんぽん よーぉ!ぽぽんぽぽん>
「これが、博多一本締めです!」
「ちょっと難しいですね…」
「リズムがかなりゆっくりな分、取っつきにくい感じがありますが、これが博多一本締めの最大の特徴です。ですが博多在住の人でさえ、ほぼ知りません(笑)あまりなじみがありませんが、博多に暮らしていると、一本締めを行うような場面に出会ったとき、博多一本締めで行います!といわれることもしばしばあります。知っておくと「通」な感じがするので、練習しておくと注目されること間違いなしです!」