七夕で有名な織姫と彦星って、どうして1年に1回しか会えないんですか?
2016/04/23
七夕で有名な織姫と彦星って、どうして1年に1回しか会えないんですか?
確かに織姫と彦星はとても良いカップルといった感じの割には、1年に1回しか会えないという不自然さが目立ちますよね。
そうなんです。だってカップルで仲良くてっていうなら、一緒にいればいいじゃないっていうか。
結論を言ってしまうと、織姫と彦星はいわゆるニートカップルで親をブチギレさせた2人なんですよ(笑)」
は?!
愛し合って結ばれているはずが、なぜか天の川を隔てて1年に1回しか会えないという状況は自業自得なんです。
えぇ?!
諸説ありますが、その中でも有名な一説として織姫と彦星は恋愛の末、結婚したそうです。新婚のラブラブカップルで、毎日毎日遊んで暮らしたんですよ。
遊んだんですか?!
そうなんです(笑)結婚する前の織姫は機を織って生計を立てており、彦星は牛を使った農耕に励む良い青年だったんです。働き者の女性と手に職もある好青年だったんですが、結婚した途端、はめをはずしてしまったんですね。誰しも嬉しくて、ある程度はしゃいでしまうかもしれませんが、会社を休んで仕事を放りだしということをする人はいないでしょう。ですが、織姫と彦星は遊びまくって一切仕事をしなくなったんです」
結構、大胆ですね。
ふたりはイチャイチャのラブラブをし続けたため、それに対して激怒した帝(織姫の父)が二人を離れ離れにしたのです。
その後、反省した織姫と彦星はお互いの仕事を頑張り、その結果、帝は年に1度だけ会うことを許したのです。
それにしても厳しいですね…、年に1回だけとは
そうですね。ただ最初は新婚だからといって帝も目をつぶっていたそうなんです。
ですがいつまでたっても遊びほうけているため、こういった処置をしたそうです。
こういう伝説を聞いてしまうと、短冊に書いた願い事が叶う!というのは不思議な気もしますね