浴衣を着る時って、下着をつけないっていう人がいますが本当ですか?さすがに着けないというのは抵抗があるのですが…
「いくらなんでも下着を付けないということはありませんが、浴衣の生地が白っぽいのにもかかわらず濃い色の下着を着用するのは避けたほうがいいですね。洋服と違ってペチコートを着用できませんので、あまりに白い浴衣を着用する際はちょっと気を付けたほうがいいかもしれません。」
「では、ショーツは着用していいんですね!」
「もちろんです(笑)ただ、たまにいらっしゃるのですが、ショーツのラインが透けていたり、くっきりと模様が浮かび上がっていたりする人がいませんか?そういうのは、ちょっとみっともないので、肌色の縫い目の目立たないタイプといったものを着用するように気を付けるといいでしょう。」
「では、ブラジャーはどうしたらいいですか?」
「そうですね、これが実は重要です。意外と知らない人が多いのですが、胸のサイズが大きい人がブラジャーを付けて浴衣を着用すると、帯の上にボーンと胸が乗っかってしまい非常に目立ちます。挙句に、襟が開きやすく崩れやすいといったことにも繋がるため、着物用のブラジャーを必ず使用しましょう」
「着物用ブラジャーなんてあるんですか?!」
「はい、きもの屋さんなどに行けば販売していますが、サイズの関係上注文することの方が多いので事前に準備をしておくことをお勧めします。また、ブラジャーを着用するにしても、透けないように肌色に近い色や、レースなどの飾りが少ないものを着用することが無難だと思います」
「では、そこまで胸のサイズがない人はどうしたらいいのでしょうか?」
「着物や浴衣の場合、胸のラインはま~るくなる感じがベストな形といわれていますので、ブラジャーを付けた後の胸の形が強調したような物になるのではないタイプを選ぶといいと思います。それか、スポーツブラが一番無難ですね!」
「スポブラですか?!」
「先ほど申しました着物用ブラジャーも、形はスポブラと変わりません。胸を潰す役割がありますので、あまり胸を強調させないようにするというのがポイントだと思います。」