夏といえば浴衣ですが、レトロモダンな浴衣の着こなし方ってありますか?
「浴衣というと涼しげな白を基調とした柄や青を基調とした柄が多く見られますから、レトロモダンとはかけ離れてしまうことが多いですね。それでも流行りのひとつとして、普段着に着物を着用する人も増えてきましたね」
「あの普段着に着るような着物も、レトロモダンっぽくないですか?」
「そうなんです!基本的には、浴衣になっても着物レトロモダンと着こなし方は同じです。浴衣の場合は、ちょっと着物風にアレンジすることがより粋な感じが演出できます。」
「着物風とは、どんな着こなし方ですか?」
「まず、浴衣自体の色合いに注目します。レトロモダンの浴衣というと色合いが和風の色を使用したものが多く存在します。浴衣の帯であっても、少しだけ着物をほうふつとさせるような帯を選びましょう。帯の結び方も着物をイメージするといいですね!色合いも帯がワンポイントの色として浴衣に対して目立つ色をチョイスするといいでしょう」
「たとえば、赤い浴衣だった場合は何色ですか?」
「赤いレトロモダンの浴衣だった場合は、黒の帯であったり、白の帯であったりと浴衣の色とは全く関係のない反対の色というのがおすすめです!更に、帯どめのようなアクセサリーを使用すると、より浴衣レトロモダンを強調できると思います。更に頭にはカンカン帽などを着用するとより一層レトロモダンですね!」
「浴衣というよりは、着物を意識したほうがいいかんじですか?」
「そうなんです!浴衣として考えてしまうと、ちょっと難しいと感じてしまいますが、浴衣レトロモダンとして考える場合は、着物のアレンジのようにしてしまうことが着こなし術のポイントです!ちょっとした小物やアクセサリー類を着物風に仕立て上げてしまうとともに、髪型やカバンなども少し昭和っぽさを組み込むといいですね!」